平成25年6月29日のお稽古
7月 2013

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梅雨の合間の曇り空の中でのお稽古でした。
お軸は「松雨洗煙埃」。梅雨の季節は心のもやもやとしたものや積もった何かを洗い流してくれる季節なのかもしれませんね。
お花は桔梗、三角草でした。
お菓子は水無月でした。抹茶がたっぷりと入っていて、お店であるものよりしっかりとした厚みがあり、食べ応え満点。
6月30日の「夏越祓」という、一年の折り返しの時に、残り半年の無病息災を祈る行事に因んだお菓子なのだそうです。水無月の三角の形は氷室の氷を表わし、暑気払いの意味があるそうです。上に載せた小豆は厄払いの意味があるそうです。
今年も半年が過ぎようとしているのですね。この半年でお稽古を始められた方が増えて、お稽古場はとても熱いです。残り半年、このままお稽古をがんばってまいりましょう。(宗裕)
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入梅以降、お天気が続いていましたが、久しぶりの雨天でした。
お軸は「雲悠々水混々」。
お花はナデシコ、矢筈ススキ、鳴子ランでした。
主菓子は黒糖葛まんじゅう。先生は沖縄のまじりっけなしの黒糖にこだわって作られています。金箔で飾られた漆黒の葛まんじゅうは愛らしくて食べるのが勿体無いくらいでした。
お干菓子は聖護院生八ツ橋抹茶味と、さぬきの和三盆ばいこう堂のほのぼのでした。
お稽古の後、駅までの帰り道、雨で頭からつま先まで濡れてしまったのですが、不思議と楽しい気持ちになりました。濡れても冷えないこの季節の雨だからでしょうね。(宗裕)
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下記日程と内容で研究会が開かれます。御参加の方は先生まで御連絡ください。
①6月23日(日) 11時~
内容 唐物点・茶筅飾り・台飾り・茶入れ飾り
②7月28日(日) 11時~
内容 唐物点・長緒
以上
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6月に入ったばかりの今日、梅雨の晴れ間の中、いつものお稽古場から場所を移しまして、小間をお借りして研究会を行いました。
小間もにじり口をくぐるのも初めて、という方が多くて、貴重な経験となりました。
お軸は「雲収山岳青」。
お花はナデシコ ホタルブクロ、京かのこでした。
主菓子は山帰来餅。麩の中にこしあんが入っていました。お餅のみどり色はよもぎかと思ったらあおさでした。山帰来はつる草で、薬効があり漢方薬にも使われるそうです。季節の変わり目で体調を崩しそうなこのごろです。目にも体にも優しいお菓子でした。
運び水指のお点前でした。勝手が違うと、水指やお茶碗の置く場所など自信が持てませんでした。いつものお稽古がどこでも臨機応変に出来ること、これが板に つくということなのでしょうね。まだまだです・・・。
今月は毎週お稽古があります。しっかりお稽古に励んで参りましょう。(宗裕)
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今日はお免状の伝授式でした。
先生が直々にお点前をされた後、床に飾られていたお免状を一人一人に「おめでとう」と言いながら手渡されました。
弟子達は神妙な面持ちでそれを受け取り、今後一層のおけいこに精進することを誓っていました。
軸は「一期一会」。
お花は雪の下、いせなでしこ、りょうぶでした。
そして、本日の主菓子はもう絶品中の絶品!先生は山ほどのそら豆を買い込んでこられ、それをさやから出して茹で、また薄皮をとり除いて、そら豆あんを作り、それを求肥で包んで、上に柚子の粉を散らすという、何とも手間のかかるお菓子です。そのそら豆餡の美味しいこと!お菓子目当てにお稽古に来る弟子も少なくないのです(笑)
お干菓子は吉野葛、飛騨銘菓胡麻きな粉棒でした。
宗祐
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本日は藤の花の句のお軸でした。お花はホタルブクロと一人静。ホタルブクロは子供が蛍を入れて楽しんだことが由来だそうです。一人静は可憐な姿を静御前になぞらえて名づけられたそうです。楚々としたお花たちに心が洗われるようでした。
主菓子は先生お手製の菖蒲のお花。ゴマのプチプチとした食感と香りがごちそうでした。
カラフルな干菓子はフルーツや野菜のグミとお煎餅でした。
新しい方が増えて、基本の動作を先生が教えられているのを見聞きしていると、いつの間にか慣れに流れていた自身に気づかされます。新しい方々に感謝。(宗裕)
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6月は4回あります。そのかわり7月は2回になっています。
【6月の予定】
8日(土)
15日(土)
22日(土)
29日(土)
【7月の予定】
6日(土)
27日(土)
【8月の予定】
4日(日)朝茶事
通常のお稽古はお休みです
以上
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お軸は「薫風 五月晴れの晴れ間にいで眺むれば 青田すがしく 風わたるなり」。お花は毎年の楽しみにしている鯛釣り草でした。この季節の瑞々しさが感じられました。
主菓子は先生が作られた紅芋のお餅。ゆずが花弁に見立てられています。干菓子は京都福寿園のお茶、ではなくて「ほうせん」。お菓子も作られていたのですね。富山銘菓月世界を思わせるお味ですが、よりきめ細かい感じで味わい深かったです。お煎餅は沖縄の名護珈琲の「花や果」。
心に残ったのは、初めてお稽古に来られた若い方が、お菓子や道具や他の方のお点前を見ながら「やばい、面白い!」と仰っていましたことです。私がお稽古を始めたころは「やばい!」という表現はありませんでしたが、私があの頃感じた感動も今の言葉で表わせばそうなるのかな、と共感できました。(宗裕)