平成25年6月~8月のお稽古の予定

6月は4回あります。そのかわり7月は2回になっています。

【6月の予定】

8日(土)

15日(土)

22日(土)

29日(土)

 

【7月の予定】

6日(土)

27日(土)

 

【8月の予定】

4日(日)朝茶事

通常のお稽古はお休みです

以上

 

 


平成25年5月11日のお稽古

130511道具今月から風炉に変わりました。

130511床 今月は丸卓のお稽古です。

お軸は「薫風 五月晴れの晴れ間にいで眺むれば 青田すがしく 風わたるなり」。お花は毎年の楽しみにしている鯛釣り草でした。この季節の瑞々しさが感じられました。

主菓子は先生が作られた紅芋のお餅。ゆずが花弁に見立てられています。干菓子は京都福寿園のお茶、ではなくて「ほうせん」。お菓子も作られていたので130511お菓子すね。富山銘菓月世界を思わせるお味ですが、よりきめ細かい感じで味わい深かったです。お煎餅は沖縄の名護珈琲の「花や果」。

心に残ったのは、初めてお稽古に来られた若い方が、お菓子や道具や他の方のお点前を見ながら「やばい、面白い!」と仰っていましたことです。私がお稽古を始めたころは「やばい!」という表現はありませんでしたが、私があの頃感じた感動も今の言葉で表わせばそうなるのかな、と共感できました。(宗裕)


平成25年4月28日のお稽古

 

130428床

本日のお軸は「竹深樹蜜虫鳴処時在微涼不是風」。

お花は先生が大事に育ててこられた破れ傘でした。花芽が今にも開きそうで、みなさんでじっと見守っていました。白い花弁が顔を出していました。家に帰ってどんな植物か調べてみましたら、破れ傘の名前の由来は、芽だしの頃の姿が破れた傘のようだからだそうです。

主菓子は沖縄の「ちんびん」という黒糖クレープのようなお菓子を先生がアレンジして作って下さいました。オリジナルと違うのは、130428菓子もちもちとした生地と中に包まれたあんこです。

130428主菓子干菓子は那覇の武村松月堂の黒糖と月桃落雁。振り出しには福井県鯖江市にある大黒屋の菜花糖というもち米に柚子と砂糖をまぶしたお菓子。名前のとおり菜の花の花びらのようでした。(宗裕)


平成25年4月20日のお稽古

桜もすっかり葉桜となり、4月も中旬というのに、今日は肌寒い一日でした。

untitledそんな日に、身も心も温まる絶品の主菓子は、先生が新潟から取り寄せてくださった笹団子です。蓬たっぷりの濃緑色のお団子の中には粒あんが。それを香りのよい笹でくるんであり、しかも蒸したて!この一手間に感謝しながらアツアツをいただきました。

お軸は「水聲清」。干菓子は小田原銘菓の「月の精」と吉野の松屋本店の「やまぶき」です。

今月もまた新しいお弟子さんが増え、一層にぎやかな新年度のスタートとなりました。(宗祐)


平成25年4月6日のお稽古

1304棚1     4月になりました。今月のお稽古は旅箪笥です。毎年春になり会えるのが楽しみです。お棚に対して会えるという表現は適切ではないかもしれませんが、なぜかそのような気持ちになります。桜の生地の棗には桜の花があしらわれています。

130406床本日のお軸は「満城花月唱春燈」。お花は袖隠と雪柳でした。袖隠の大輪の花びら、大きな蕾はおおらかな気持ちにさせてくれました。

130406主菓子主菓子は先生お手製の関東風桜餅。生地がモチモチで豊かな美味しさです。

お干菓子は、亀屋吉永の花一枝、吉野の松屋本店のやまぶき。お土産の広島宮島の藤い屋のもみじ饅頭もあっ130406干菓子て幸せでした。(宗裕)


平成25年3月16日のお稽古

130316床  今日のお軸は筍の絵が描かれていました。土から頭を出している筍がなんとも力強くて圧倒されました。そして美しい春の光を表現した色合い。澄んだ色を出すには必ず墨を混ぜるのものだそうです。美しい色には墨色が含まれているって・・・不思議ですね。

お花はクリスマスローズ、木瓜、黒ねこ柳でした。

130316主菓子主菓子は先生お手製の薯蕷あんの茶巾。桃のお花ですね。130316干菓子あんを練る作業は骨の折れる作業なのだそうです。感謝しながら頂きました。お干菓子は、先生が成城石井で見つけてこられた野菜チップス。紅芋、にんじん、さやいんげん、ゴーヤ、れんこんと、素材そのものの味がしました。みなさん、ポリポリと美味しそうな音を立てながら召し上がっていました。3月のお稽古は今日でおしまいです。次回は4月6日。もしかしたら桜が咲いているかもしれませんね。(宗裕)


平成25年3月9日のお稽古

 

IMG_0746寒い冬から一転、お稽古日は4月の陽気でした。

今月のお稽古は、糸巻き二重棚爪紅です。写真は総飾りです。130309床

本日のお軸は水に浮かぶ船と漕ぐ人の絵、そして「水温む静かに思うことのあり」と書かれていました。皆さんは何を思われますでしょうか。

二日後の3月11日は東日本大震災から2年130309花になりますね。私は東北のことを思っていました。

お花はユキサクラと木瓜でした。ユキサクラは輪っかになっていて、天使が手を繋いでいるような清らかな印象でした。

お菓子はとらやの季節限定の羊羹「紅梅染」。紅梅と幹が羊羹に表現されていて130309お菓子見事でした。お干菓子は仙台、売茶翁というお店のみちのく煎餅。薄くてパリパリとした触感に上品な甘さが大好評でした。現地でしか買えない貴重なものだそうです。そして北海道、山樹氷のハッカ樹氷、振り出しには京都、大極殿の雛あられでした。(宗裕)


平成25年4月のお稽古の予定

【4月の予定】

6日(土)

20日(土)

27日(土)


平成25年3月2日のお稽古

130302床 そろそろ春の訪れが感じられそうな3月。130302主菓子
今日のお茶室はまさにそれを予感させられるしつらえでした。

お雛様の掛軸とお茶碗、桃の花に雛団子。こ130302干菓子2れら先生お手製のお道具、お菓子からは、春色いっぱいの華やかさと共に、先生の温もりも感じられる、春先取りのお稽古になりました。
今日から新しいお弟子130302.干菓子1jpgさんも加わってパワーアップです!(宗香)

 


平成25年2月16日のお稽古

130216床  本日のお軸は「心あらば たずねてきませ 鶯の 木伝い散らす 梅の花みに 良寛のうた」と書いてありました。お花は侘助。先生宅でようやく開いたそうで、木の奥にある一本を求めて分け入られたそうです。梅と椿。優しい1302道具色合いに心が和みます。今年は毎日きんと冷える日が続いていますが、春はそこまで来ているのですね。

右写真は今月お稽古しています好文棚です。梅型の透かし模様がいいですね。如月の小棚なのですね。菱形の棚に菱形の水差しがぴったり合っていて、見て楽しくお稽古が出来ました。

130216菓子1今日のお菓子は札幌雪祭りへ行かれていた方からのお土産が並びました。主菓子はわかさいも本舗130216菓子2の「おいしいまんじゅう」。驚きますが、このお菓子のご銘なのです。お干菓子は札幌の「きなこの華」。大豆、玄米、かぼちゃやほうれん草がミックスされた体に優しい1品。それから麩焼き煎餅と二人静でした。(宗裕)