令和6年4月20日のお稽古

お稽古への道中は新緑が輝き始めました。花びら形の先生の主菓子は大徳寺納豆香る餡が求肥に包まれ口いっぱいに柔らかく広がります。お干菓子にお茶碗に、お茶室は桜の名残を味わうひとときとなりました。今日の主役はお床のユキモチソウ山野草を潮風の吹く先生のお庭で育てるのはむずかしいそうで、数年越しに叶った大切な開花を生けてくださいました。(宗水)


令和6年4月13日のお稽古

陽気に誘われ次々と花が咲き、鳥の奏でる鳴き声は嬉しそう…のどかな春の訪れを
お軸「鳥歌花舞」と旅箪笥、釣り釜で茶室はお花見気分です。

主菓子はヨモギ草餅にエゴマ香る甘さ控えめなこし餡で
メイプルシロップの蜜が隠し味とか。先生お手製の上品なお味です。
この時期だけの柳櫻園の「小櫻」でお薄も美味しく頂け春満喫いたしました。

もちろん本日は旅箪笥の芝点てをいたしました。
(宗英)


令和6年4月6日のお稽古

4月に入り
桜前線が南から北へと日本列島を
桃色に染めていきます
お茶室でも桜が満開です
お床には 満城花月唱春燈のお掛けもの
お花はお庭の海棠桜としのぶ草
お道具も100年ほど使われている
旅箪笥に釣り釜、お棗、お茶杓、お茶碗と全てが桜です
先生手作りのお主菓子は
桜の花をあしらった上用饅頭
中には緑鮮やかなずんだ餡
蒸したてを頂きますと
美味口福〜と幸せレベルが頂点に達します
まさに春爛漫🌸
気分も華やいだお稽古日でした(宗由)


令和6年6月の予定


1(土)お稽古

8(土)お稽古

15(土)お稽古

22(土)研究会

よろしくお願いいたします。


令和6年3月30日お稽古

禅語【大道無門】のお掛軸、お花は木瓜の花に、椿のつぼみが添えてあります。お稽古の前に千家茶道の祖【千利休】を偲び供茶を行いました。 本日の主菓子は、桜の葉も美味しい道明寺の桜餅粒々食感もいいものです。 陽射し差し込むお茶室に、たおやかに揺れる湯けむり、微音の松風、それらが相まって、ついうとうとと••••• 出されたお茶で我に返ります。 寒暖差の多かったこの3月、やっと開花宣言が聞こえてきました。刹那的な爛漫の桜を大いに楽しみましょう。(時)


令和6年3月23日のお稽古

 朝から雨のスッキリしないお天気でしたが、お茶室に入るともう春がやって来ていました。
 お床には「舞姫のかりね姿ようつくしき朝京くだる春の川舟」与謝野晶子の句が掛かっていました。花びらが散らないよう前日からご準備していただいた雪柳や庭のお花は、雨など素知らぬ顔で咲き誇っています。
 食籠を開けると桜の塩漬けをあしらった主菓子が。今年初のお花見です。
 来週には桜の開花の便りが聞かれるかと、楽しみですね。

(宗佳)


令和6年5月の予定

11日(土)お稽古

18日(土)お稽古

25日(土)お稽古

よろしくお願いいたします。


令和6年3月2日のお稽古

月初はいつも軽い緊張と共に始まります。
そう、お道具が一新するのです。
でも大丈夫、今月はきっと糸巻棚。予習もばっちり無敵の私。

すっかり油断したところに目に飛び込む先生作の大口水指。
そうきたか!
茶室に鎮座する、その圧倒的な存在感に衝撃が走ります。
動揺を隠しつつお床の前に進み、1年ぶりにお目もじの若いご夫婦にご挨拶。
春らしい水仙にようやく心が落ち着いてきました。
螺鈿細工の箱を干菓子器とする先生のセンスに感心し。
さあお楽しみ、先生お手製の今日の主菓子は。
見た目もどっしりとした蓬の串団子が、ツヤツヤといかにも美味しそうです。
えごま入り小豆餡?芋餡かも?
期待と共に頬張ると、本日1番の衝撃が! な、なんと 干し柿餡!!
・・・予想をはるかに超えた先生の発想に完敗です。

今月もまた、楽しいお稽古になりそうです。 (宗仁)


令和6年4月の予定

6日 (土)お稽古
13日(土)お稽古
20日(土)お稽古
27日(土)研究会

よろしくお願いいたします。


令和6年2月17日お稽古

春の訪れが近いかと思うほどの陽気に梅や菜花が咲き誇っています。 本日の掛物にも漢詩と共に勢いある梅の花が描かれています。 二月最後のお稽古です。筒茶碗のお点前は温かく冷め難くと気配りのあるお点前で おもてなしに欠かせない心。 一口でほっとする満足感に心が通った気分になります。 湯気や音、香りに味、全てが美味しいお茶に繋がり、 この穏やかな空気感を大切にしたいものです。 彩り羊羹を巻上げた春野らしい主菓子は先生のアイデア満載、食べ応えがあり大満足です。 3月のお稽古、お点前そして主菓子はと楽しみに通いたいと思います。 (宗英)