平成29年2月4日研究会
2月 2017
Closed
且座は、花・炭・香・濃茶・薄茶を主客5人でそれぞれ分担します。5人が精神を集中し、責任を持って役割を果たさなければタイミングが合わず、美しい点前とはなりません。あらためて茶道とは、美しい作法だけでなく、相手を思いやる心で成り立つものなのだと感じました。
茶通箱は二種類の濃茶を同じお客様に差し上げる場合の手前です。私は、茶通箱のお点前を拝見するのは初めてだったので、箱の扱いを目で見て覚えるだけでは、なかなか手がうまく動きませんでした。これから、1つ1つじっくりと身につけていきたいと思います。
お軸は「徳不孤」、お花は老梅・雪柳の新芽・菊・椿・雪柳でした。
最後のお薄では、可愛らしい形をした主菓子の紅梅、お干菓子のしも柱・加賀の茶室・舞鶴を頂きながらお話も弾み、とても充実した研究会となりました。(真)