令和6年6月の予定


1(土)お稽古

8(土)お稽古

15(土)お稽古

22(土)研究会

よろしくお願いいたします。


令和6年3月30日お稽古

禅語【大道無門】のお掛軸、お花は木瓜の花に、椿のつぼみが添えてあります。お稽古の前に千家茶道の祖【千利休】を偲び供茶を行いました。 本日の主菓子は、桜の葉も美味しい道明寺の桜餅粒々食感もいいものです。 陽射し差し込むお茶室に、たおやかに揺れる湯けむり、微音の松風、それらが相まって、ついうとうとと••••• 出されたお茶で我に返ります。 寒暖差の多かったこの3月、やっと開花宣言が聞こえてきました。刹那的な爛漫の桜を大いに楽しみましょう。(時)


令和6年3月23日のお稽古

 朝から雨のスッキリしないお天気でしたが、お茶室に入るともう春がやって来ていました。
 お床には「舞姫のかりね姿ようつくしき朝京くだる春の川舟」与謝野晶子の句が掛かっていました。花びらが散らないよう前日からご準備していただいた雪柳や庭のお花は、雨など素知らぬ顔で咲き誇っています。
 食籠を開けると桜の塩漬けをあしらった主菓子が。今年初のお花見です。
 来週には桜の開花の便りが聞かれるかと、楽しみですね。

(宗佳)


令和6年5月の予定

11日(土)お稽古

18日(土)お稽古

25日(土)お稽古

よろしくお願いいたします。


令和6年3月2日のお稽古

月初はいつも軽い緊張と共に始まります。
そう、お道具が一新するのです。
でも大丈夫、今月はきっと糸巻棚。予習もばっちり無敵の私。

すっかり油断したところに目に飛び込む先生作の大口水指。
そうきたか!
茶室に鎮座する、その圧倒的な存在感に衝撃が走ります。
動揺を隠しつつお床の前に進み、1年ぶりにお目もじの若いご夫婦にご挨拶。
春らしい水仙にようやく心が落ち着いてきました。
螺鈿細工の箱を干菓子器とする先生のセンスに感心し。
さあお楽しみ、先生お手製の今日の主菓子は。
見た目もどっしりとした蓬の串団子が、ツヤツヤといかにも美味しそうです。
えごま入り小豆餡?芋餡かも?
期待と共に頬張ると、本日1番の衝撃が! な、なんと 干し柿餡!!
・・・予想をはるかに超えた先生の発想に完敗です。

今月もまた、楽しいお稽古になりそうです。 (宗仁)


令和6年4月の予定

6日 (土)お稽古
13日(土)お稽古
20日(土)お稽古
27日(土)研究会

よろしくお願いいたします。


令和6年2月17日お稽古

春の訪れが近いかと思うほどの陽気に梅や菜花が咲き誇っています。 本日の掛物にも漢詩と共に勢いある梅の花が描かれています。 二月最後のお稽古です。筒茶碗のお点前は温かく冷め難くと気配りのあるお点前で おもてなしに欠かせない心。 一口でほっとする満足感に心が通った気分になります。 湯気や音、香りに味、全てが美味しいお茶に繋がり、 この穏やかな空気感を大切にしたいものです。 彩り羊羹を巻上げた春野らしい主菓子は先生のアイデア満載、食べ応えがあり大満足です。 3月のお稽古、お点前そして主菓子はと楽しみに通いたいと思います。 (宗英)


令和6年3月の予定

2(土)

23(土)

30(土)

です。

よろしくお願いいたします。


令和6年2月10日のお稽古

穏やかな週末の1日、釜から立ちのぼる湯気と茶室に差しこむ柔らかな淡陽にかすかな早春の兆しを感じます。

お床には ’こども心に香りを残す 花は越後の雪椿’ (小林幸子さんとピンときた方、流石です)の書が掛かり、この歌詞を選ばれるセンス、青墨、濃墨で書き分けられたバランス加減、どこか新鮮なデザイン、いつもながら先生に脱帽です。

お稽古日が近づくと、今週のお菓子は何かしら、と密かに楽しみにしている人は私だけではない筈。という事で、ワクワクしながら食籠を開けると、目にも鮮やかな酒粕餡の主菓子が鎮座していました。一口いただくとザボンの風味もふわりと香り、思わず口元がほころびます。

お干菓子は梅に鶯。夜空を彷彿とさせる菓子器は、鳥取の上神焼(かずわやき)。春宵にさえずる光景が目に浮かぶ様です。

今日も細かな所作のご指導をいただき、こういった積み重ねが美味しいお茶に繋がるのだと改めて感じ入りました。

(宗奈)


令和6年2月3日のお稽古

今日は節分、暦の上では明日から春です。

お床の梅の画賛、風炉先屏風、好文棚、お茶碗、今年のお稽古は梅に囲まれて始まりました。

春の兆しはあれど、まだ風の冷たいこの時期は、釜からの湯気も筒茶碗でいただく熱いお茶とともにごちそうです。

先生お手作りの薯蕷饅頭はふんわり真っ白な皮の中に空豆と小豆の二色の餡、ちょんと頭にのった大徳寺納豆、ご銘をお尋ねすると私たちの感じるままにとおっしゃいます。雪の下から感じる芽吹かな…そんなことを思い巡らす時間もまた楽しく。私はこれぞ下萌えと思ったのですが、さて先生のご本意はいかがだったのでしょう。(宗水)