平成29年12月16日

52060AE9-46B1-4A6F-80B3-D351896D1D38「先今年無事目出度千秋楽」のお軸を、早一年が過ぎるのだと感慨深く拝見
先生作の花入れには、庭先の楚々とした花が設えてあります。
毎回私達を驚かせてくださいます手作りの菓子、今年最後の主菓子は、ずんだ餡を包んだ椿花の焼き印入りの餅で緑色の餡が印象的でした。
2F2793DF-5CBA-4176-8913-E99807F9F9E1 時折 釜からたちのぼる湯けむりと、合から流れ落ちるお湯の音が心地好く感じるのはこの時期ならではの景色でもあります。
お稽古の後の胡麻ぜんざい、ダブルパンチでお口の中が幸せになりっぱなしです。
今年も皆様とお茶を通していろんな経験をさせていただきました事を感謝申し上げます。8D114338-4CD3-42ED-AA1A-38A10594551F
そして、皆様息災でそれぞれのゆく年くる年をお楽しみください。
それでは初釜まで
ご機嫌よう。(時)


平成29年12月9日

E556CA0F-4B47-42EC-82B1-DA6A95CD741F雨の後、空気も一段と澄んで冷たく、本格的な冬の到来を感じる朝でした。本日のお軸は雪椿の歌、お花はお庭の嵯峨菊です。主菓子は先生お手製の酒粕饅頭。菓子器の蓋を開けた瞬間に広がる香りも楽しませていただきました。7B2C771E-EC7D-4CCB-8AE2-EC9F109F968Fお干菓子は雲の中の月を思わせるふわふわのお菓子とクリスマスをモチーフにしたお菓子。師走も中旬に入り、何かと気忙しい日々ですが、日常を忘れ、季節感溢れる空間で練習できることに今日も大変幸せを感じました。(宗裕)


●再掲●平成30年1月、2月、3月の予定

●以前から変更した点があります。こちらを再度ご確認下さい●

 

1月

1月7日(日)初釜茶事 11時席入り

1月27日(土)(✳︎2月分として)

1月はお休みですが、2月分のサークル活動1回目を1月27日に繰り上げます。

2月
2月10日(土)
2月17日(土)

3月

3月3日(土)

3月10日(土)

3月17日(土)研究会

3月24日(土)

 

以上


平成29年12月2日

49C5EB66-FACE-4514-8DC9-A589847A0745早や一年の締めくくりの月を迎えました。
床の間には、古今和歌集を散らしたお軸と、お庭の季節の花々が飾られています。
主菓子は、鳴門金時を使った芋きんとんです。E9328374-DFB3-4DAD-A1B1-F2F060DA3D7D
何かと忙しく心慌ただしい年の瀬ですが、静寂な茶室でのお稽古と一服のお茶が、心穏やかにしてくれます。(宗智)


平成29年11月23日の夜咄茶事

B2CDFE3B-54DF-42DE-9EFA-B2E14934828E夕暮れの月が輝き始めた頃、夜咄茶事が行われました。E62E6155-4E2F-4493-B7A2-E00FC820AB3C

和蝋燭のあたたかな灯りの中で、前茶、先生お手製の心尽くしの美味しいお料理は香り、味わい、、五感を使って贅沢に楽しませていただきました。ルクセンブルクから旅のお土産、お酒も振舞われ、話しが弾みます。
お手製の主菓子名は『晩秋の香』。
IMG_1268お菓子、お茶の美味しさに皆さんまた笑顔に。名残惜しくいつまでもこの時を味わっていたいと思いながらも最後のご挨拶で終わりました。IMG_1235
ご亭主、半東、見事に務められておりました。
珍しく本格的な夜咄茶事の為、遠くは東京、広島からも。一期一会の学び深き、素晴らしいお茶事、心から満たされ皆さん帰路に着かれました。(宗芳)


平成29年11月18日

FC0246E0-B7F8-4A1A-B65D-EF7389BA64C7風が吹く毎に落葉していく詫びの季節。
飾り扇には
『侘数寄常住茶之湯肝要』と
語られるように書かれてあります。
その後ろには靡くように名残のすすきが生けられてありました。
お主菓子は先生お手製のえごま入り餡の紅芋まんじゅう。7EB976D9-E9B6-48CF-AB66-153800A5D430
お干菓子はみかんのドライフルーツなどが盛られてありました。
23日に夜咄茶事が行われます。皆さん心待にされているようです。(宗由)


平成29年11月11日

image1 image2木々の葉も散り、冬に近づいていると感じる寒さが続いております。
お床には良寛和尚の歌に紅葉した落ち葉が描かれたお軸、お花はつわぶきが生けられていました。
お稽古の楽しみの一つでもある先生お手製のお菓子は、大徳寺納豆が入った求肥包みのお饅頭です。
本日は、見学の方がいらっしゃいました。
人数が増えるとより楽しくなりそうで、嬉しい限りです。(宗光)

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平成29年11月4日

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11月に入り、お茶室では炉が開かれています。お軸は「秋聲満樹間」。先生お手製の花入れに楚々とした趣で生けられているのは、お庭の嵯峨菊です。20171104_095541
今日の主菓子は“黒砂糖おやき”。お干菓子は、みかんぜりーにブールドネージュ、そして先生お手製の素敵な振り出しからは、黒ゴマ豆たちが。
20171104_095939 秋の声に耳を澄ましながら、炉でのお稽古が始まりました。(宗和)


平成29年10月28日

IMG_4197本日のお花は、小菊、フジバカマ、薄
主菓子は、銀杏餅 お干菓子には先生が旅先のルクセンブルクでお求められた、トマト味のドライフルーツ
まん丸な焼き菓子と一緒に食べると、より美味しくなります。


10月は雨の日に活動が続きましたが
掛軸の錦秋の彩墨画が、人里離れた静かな山奥の大自然を彷彿とさせ、今日は此処で紅葉狩りを楽しめて徳した気分です。(時)


平成29年10月21日

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10月2週目のお稽古です。
本日のお軸は「花薄花のもつれは風がとく」と書かれた薄の彩墨画、お花は紀伊ジョウロウホトトギスと竜胆、矢筈芒でした。
先生が作られた主菓子は栗キントン(焼き目入り)でとても美味しいものでした。
日常、なかなか感じる事のできない季節感を存分に味わい、秋を楽しめたサークル活動でした。(宗光)