平成30年4月7日

昨日の雨の中で摘まれた、庭の咲き残った花と雪柳の若葉が、先生作の存在感ある花入れに納まっています。
主菓子はもちろんお手製、丁寧に練られた餡とシャキシャキ感が残った葉が楽しめたさくら餅です 干菓子盆には、花びらの形をしたうす墨桜という銘のあられが、桜吹雪きのように散っています。
本日は、見学の方がおみえになりました。
お床に
大徳寺 実山和尚の 【一期一会】
このお茶室に新たにお迎えする方へのお気遣いを感じた設えです。(時)

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平成30年3月24日

3月最後です。
床の間には、「水温む」のお軸と、苧環やお庭の花々が生けられています。
今月は天候不順が続きましたが、茶室はおだやかな春につつまれています。
今日の主菓子は、濃厚なこだわりのたまごを使った「クレープ巻き饅頭」。たまごの深いコクをたのしむ逸品です。とりどりの干菓子とともに、お薄を堪能いたしました。
もうすぐ新年度が始まります。
これまでに学んだ茶の湯のこころを、日々の生活にいかせるよう、気持ち新たにより一層励みたいと思います。(宗智)

 

 

 

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平成30年3月17日の研究会

桜の開花があちらこちらから聞こえ始め暖かな陽射しが差し込むお茶室での研究会では3月の利休忌に因み「お茶湯」「茶カブキ」「初炭」「濃茶」「薄茶」を教えて頂きました。「茶カブキ」では亭主役をさせていただき茶道の奥深さに益々精進を!!と思った研究会でした。(宗扇)

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平成30年4月の予定

平成30年4月の予定

7日(土)

14日(土)

21日(土)研究会

28日(土)

以上


平成30年3月10日

柔らかな春の日差しが注がれるお茶室。お軸は大徳寺実山和尚筆 紅い花画賛「為誰開」。意味深くまた趣き深くもある賛にあらためて感じ入ります。

主菓子は、先生お手製の蕎麦饅頭!!さくさくとした食感に上品な甘さの春らしいお饅頭です。今日は先生から、毎回のお菓子作りの楽しさ、ご苦労話も詳しく伺うことができました。(宗和)

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平成30年3月3日

A4A7DC6A-C6BF-4F4F-9E9A-3128537B5439先月の好文棚から今月は抱清棚に変わります
。3月3日は、毎年立派な雛壇が飾ってありますが残念ながら今年は観ることができません。だけど、ちゃんとお床に水墨画のお雛様が掛かっていました。
両雛共とても穏やかな可愛らしいお顔で、きっとこの絵の作者も可愛い方と想像します。
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よもぎの串だんご、振り出しからは雛あられが跳び出してきます
先生作の水差しには蜜を求めて蝶々がー
のたりのたりと春が近づいて来ました、ワクワクします。(時)

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平成30年2月17日

019B432E-E81B-4C9B-A0DE-1858FC745F50ようやく少しずつ暖かくなってきた様に感じます。
本日は2月の学び最終日、そして筒茶碗の最終日でもありました。E3914AE0-F387-46C7-912E-B7687D90D18B
また来年まで、この学びができないというのは名残惜しい事です。
本日の主菓子は、とても甘いあんぽ柿をそのまま餡に使ったもので、お薄との相性が絶妙でした。BB2339F4-F69B-4956-AE1C-28CA0E88958F
お軸は大徳寺実山和尚の『梅花和雪庭』、お花は水仙です。(宗光)

好文棚のこちらの素敵な水指は先生作です。

 


平成30年1月27日

B7C961DF-1A89-4E4E-8234-CF105DA19406雪が散らついています。
床の間のお軸の梅の美しさ、老梅等から、春の訪れを感じ、嬉しく、心が和みます。C66880DB-3221-4249-94DC-BE2A6E3EF519
主菓子は美味しい酒饅頭、ふわふわもちっとした生地にお酒の香りの餡が印象的でした。
CE059B02-C1D8-4B1C-8A5C-8CC9CAD3A3DC筒茶碗でいただく美味しいお茶に心からほっと満たされました。(宗芳)


平成30年1月8日 今宮戎献茶祭

昨日の先生宅での初釜に続いて、その余韻の未だ残ります中、今日は今宮戎神社献茶祭に参列いたしました。
お家元宗匠がご奉仕される献茶式を間近に拝見できましたことは、この上ない感激でした。IMG_1871
その後、拝服席、高麗橋吉兆の年酒席、大阪美術倶楽部の展観席(真葛焼き)、北浜花外楼の副席と、終了時刻を延長していただけて、全てを巡ることができました。

あいにくのお天気でしたがものともせず、社中の方々と心躍らせながら、それぞれのお席に参会でき、楽しく有意義な一日となりました。(宗和)


平成30年1月7日 初釜

66F05947-9BF5-4280-BE56-BB1D6CD85BC1 明けましておめでとうございます。
一月の第一日曜日、先生のお宅で初釜を迎えました。4F181344-AF5B-4050-986D-53385A4B920C
いつものお茶室も、赤い毛氈が引かれ、結び柳に、「春入千林処々鶯」のお軸、ぶりぶり香合、三ツ俵、カリモク、立派な羽子板が飾られ、お正月の装いです。
年初めのお稽古となる初釜は先生が亭主となられます。先生にお濃茶を点てていただけるのは年に一度の貴重な体験です。お手製の菓子器でほかほかに蒸された主菓子ととろりと美味しいお濃茶をよばれ、余韻を楽しみながら点心を待つのも楽しいひと時です。BFED5839-2584-4187-9D3C-998D0F0C1BA0毎年忙しい中、時間をかけ趣向を凝らし心を込めてご用意くださるので、感謝の気持ちと共に期待も膨らみます。今回私は初めて食したのですが、沖縄の豆腐ようも出していただきました。どうしたらお雑煮の鴨がこんなにジューシーに柔らかくなるのかしら?蕪を煮崩れなくトロトロにおいしく炊く秘訣は?など、お料理談義にも花が咲きました。お薄では先生が作られた羽子板型のお干菓子に沖縄と金沢のお土産も添えられていました。
最後に先生が今年の干支と「百世不磨」と書いてくださった扇子を頂き、くじ引きをしてお開きとなりました。81E59DB0-A3B0-45E3-8A89-CAF3237FDC76
今年も社中の皆様とこうして初釜を迎え和やかに終えられたことを大変嬉しく思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。(宗里)