平成31年4月、5月、6月の予定
3月 2019

本日は研究会です。
数ヶ月前から、2月は「花月」をしますと先生から通達されており、待ちに待ってのお稽古です。
はじめに炭点前があり、続いては小間の濃茶でした。小間の濃茶では、5名分の濃茶を立てる練習をしました。
お菓子は先生が作られた紅芋饅頭、お床には七代目如心斎のお軸を元に書かれたという「花月」、花入はうずくまるでした。
そして花月です。花月のお稽古では、人数が多かったので2組に分かれて順番に行いました。
ある程度教本で予習していたとはいえ、実際やってみると、その時考える事、見るところがよく分かり、またその早さも勉強になりました。
終わってみると、皆さま笑顔で楽しかったと言われて、次回の研究会も花月をする事に決まりました。来月の研究会も楽しみです。
(宗光)
新しい年を迎え今年も初釜がおこなわれました。
お床には 「春入千林処々鶯 」のお軸
恵比寿様のお顔が彫られた、西宮戎神社で求めたみずみずしい青竹の花入に結柳が垂らされ、お正月を縁起良くそして華やかなしつらえに気分も華やぎます。
まずはお濃茶から。
先生のお点前を拝見させて頂きますと、
気が引き締まる思いです。
先生手作りの「えくぼ」のお銘がついた蒸したての主菓子と、丁寧に練られたお濃茶を頂きますと思わず笑みがこぼれます。
そして大徳寺縁高に詰めらた先生手作りのお料理の数々、鴨の入ったお雑煮、お酒、八寸とどれも美味しく、一同大満足の様子でした。
薄茶を頂く頃、先生手書きの干支が書かれたお扇子を頂戴します。
福引も行われ貴重なお品も頂き、充分なお年玉を頂戴した気分です。
楽しい時間は過ぎていき、和やかに初釜を終えました。
ありがとうございました。(宗由)
本日の研究会は
軸飾り 炭点前 数茶 唐物点 薄茶 と進めます。
めったに拝見できない軸飾り、お軸を掛けるのにも作法があることに驚きました。
飾られた
【秋声満樹間】
まさに今の時節にぴったりのお軸です。
私は、炭点前を担当させていただきましたが
炭の挟み方、つぎ方で悪戦苦闘
「はひこふたかん」 呪文のような言葉を教えていただき、ゲーム感覚の数茶では、三足引きという足の運びがあるのを知り、唐物点では、お道具への慈しむ心が有りました。 枝豆と大徳寺納豆の餡をくるんだ主菓子は、勿論先生お手製のもので、今日のお茶の銘と同じ無上の美味しさ
いつも手を抜かずに用意してくださり感謝でいっぱいです。
有意義な研究会ありがとうございます、皆さまお疲れ様でございました。
素晴らしい快晴に恵まれ、炉開き茶事が行われました。
寄り付きから秋の深まりを感じさせる書が。
お床は先生の師匠の書で目を閉じると峰高く紅葉深しという景色が広がるようです。
お炭の後、主菓子は栗きんとんの金箔ちらしで名は『清秋』。
口切りされた極上のお茶を亭主が丁寧に練られます。香り高いお濃茶を美味しくいただきました。
お料理は一つ一つが大変温かみのあるもので、美味しさに感激しておりました。驚くべきことにお料理だけでなく、盛り付けられた器の数々も先生がお作りになられたものでした。
中立ち後には秋の草花が美しく、先生が編まれた花籠に生けられております。
お手製の干菓子とお薄をいただき、心から満ち足りて帰路につきました。ご亭主、半東さんお疲れ様でした。(宗芳)