平成30年12月1日

早いもので、今年最後の師走のお稽古が始まりました。
お床に生けられている色付いた照葉が、お軸に書かれた良寛和尚の句に相まって、ますます秋の終わりを感じられます。
四滴茶入のひとつ、油滴を使ったお点前を学びました。
五歳と三歳の子ども達が楽しみにしているお菓子は、主菓子の安納芋まんじゅうもお干菓子も先生のお手製で、大喜びでした。
毎回のお稽古を楽しみながら、今年も終えたいと思います。(宗光)952B510A-5D43-439F-941A-45EEB4D23310

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平成30年11月17日研究会

本日の研究会は
軸飾り 炭点前 数茶 唐物点 薄茶 と進めます。
めったに拝見できない軸飾り、お軸を掛けるのにも作法があることに驚きました。
飾られた
【秋声満樹間】
まさに今の時節にぴったりのお軸です。
私は、炭点前を担当させていただきましたが
炭の挟み方、つぎ方で悪戦苦闘
「はひこふたかん」 呪文のような言葉を教えていただき、ゲーム感覚の数茶では、三足引きという足の運びがあるのを知り、唐物点では、お道具への慈しむ心が有りました。 枝豆と大徳寺納豆の餡をくるんだ主菓子は、勿論先生お手製のもので、今日のお茶の銘と同じ無上の美味しさ
いつも手を抜かずに用意してくださり感謝でいっぱいです。
有意義な研究会ありがとうございます、皆さまお疲れ様でございました。

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平成30年11月3日炉開き茶事

素晴らしい快晴に恵まれ、炉開き茶事が行われました。
寄り付きから秋の深まりを感じさせる書が。
お床は先生の師匠の書で目を閉じると峰高く紅葉深しという景色が広がるようです。
お炭の後、主菓子は栗きんとんの金箔ちらしで名は『清秋』。
口切りされた極上のお茶を亭主が丁寧に練られます。香り高いお濃茶を美味しくいただきました。
お料理は一つ一つが大変温かみのあるもので、美味しさに感激しておりました。驚くべきことにお料理だけでなく、盛り付けられた器の数々も先生がお作りになられたものでした。
中立ち後には秋の草花が美しく、先生が編まれた花籠に生けられております。
お手製の干菓子とお薄をいただき、心から満ち足りて帰路につきました。ご亭主、半東さんお疲れ様でした。(宗芳)

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【再掲】11月12月の予定

11月

17日(土)研究会11時開始


12月

1日(土)

8日(土)

22日(土)ごまぜんざい、今年最終


平成31年1月の予定

1月13日(日) 初釜 11時席入り


平成30年10月20日

秋が一段と深まる中、お茶室では、床に流麗な筆跡の「雲悠々水混々」が掛けられ、わびた風情の瓢花入れにはお庭の秋草が生けられています。
先生お手製の主菓子は、たわわに実る稲穂の焼印が施されたお饅頭。中の餡は「黒枝豆」で作られたものでした。深い緑色でお味も最高です!
今日で中置のお点前を終え、次回は炉開きお茶事です。今から期待が高まります。(宗和)

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平成30年10月13日(土)

風炉の季節も残すところ僅か…
お茶室のお床には 「 秋晴 」のお軸
お花はお庭に咲いた秋の茶花
先生手作りのお主菓子は
程よい甘さの栗が1粒お餅に包まれ大徳寺納豆がアクセントになっている逸品。
お干菓子と共に頂きました。
この日新しい方をお迎えして
お茶を頂きながらゆったりと愉しい時間が流れていました。(宗由)

 

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平成30年10月6日

お茶室のお床には、
金銀箔の格式高い雲取り模様に春秋の情緒を和歌にした掛軸
お花は、お庭で摘まれた秋花で先月の茶事でしつらえていた印象深かったハイビスカスとは、またちがった可愛いお花がさりげなく生けられていて素敵です
カボチャ餡を求肥皮で包んだ主菓子をいただいた後のお茶が一層美味しくてたまりません。
街なかはキンモクセイの香りでいっぱいです。
季節を感じながら久しぶりのお点前 心が落ち着きます。(時)

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#10月6日 #主菓子 #先生手作り

平成30年9月22日研究会

秋の風情が立ちこめられたお茶室。お床には「天然」のお掛物が掛けられ、お茶湯がなされました。先生から如心斎についてお話を伺い、その偉業に思いを馳せる中での研究会となりました。
茶通箱、長緒、台天目点、お薄と、それぞれ課題に取り組み、じっくり学ぶことができました。

先生お手製の今日の主菓子は、ほくほくした栗がびっしり入った栗蒸し羊羹でした!!その美味しさと言ったらありません。心もなごみます。(宗和)

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平成30年9月8日茶事

8月の予定のお茶事でしたが、例年にない酷暑と悪天候の為9月8日に朝茶事が行われました。
打水がされ水々しい露地、寄付での氷水、初炭時の釜に注がれる水の音、清涼感溢れるご趣向が次々に。また、懐石やお菓子など出来うる限り先生の手作りでした。
客側は社中だけでなく、遠方から来られた先輩方々もご相伴していただきました。席中では知識豊富な諸先輩方の有意義なお話を聞かせていただき、みなさん会話が膨らんでおりました。
中立をした後、お濃茶をいただく頃には、釜のお煮えも頃合いよく末席まで暖かく美味しいお濃茶をいただきました。
台風直後のお茶事でご準備大変だったかと。
先生、ご亭主役、半東役の皆様には感謝致しております。

(宗佳)