平成31年3月30日
4月 2019
Closed
本日は研究会です。
数ヶ月前から、2月は「花月」をしますと先生から通達されており、待ちに待ってのお稽古です。
はじめに炭点前があり、続いては小間の濃茶でした。小間の濃茶では、5名分の濃茶を立てる練習をしました。
お菓子は先生が作られた紅芋饅頭、お床には七代目如心斎のお軸を元に書かれたという「花月」、花入はうずくまるでした。
そして花月です。花月のお稽古では、人数が多かったので2組に分かれて順番に行いました。
ある程度教本で予習していたとはいえ、実際やってみると、その時考える事、見るところがよく分かり、またその早さも勉強になりました。
終わってみると、皆さま笑顔で楽しかったと言われて、次回の研究会も花月をする事に決まりました。来月の研究会も楽しみです。
(宗光)
新しい年を迎え今年も初釜がおこなわれました。
お床には 「春入千林処々鶯 」のお軸
恵比寿様のお顔が彫られた、西宮戎神社で求めたみずみずしい青竹の花入に結柳が垂らされ、お正月を縁起良くそして華やかなしつらえに気分も華やぎます。
まずはお濃茶から。
先生のお点前を拝見させて頂きますと、
気が引き締まる思いです。
先生手作りの「えくぼ」のお銘がついた蒸したての主菓子と、丁寧に練られたお濃茶を頂きますと思わず笑みがこぼれます。
そして大徳寺縁高に詰めらた先生手作りのお料理の数々、鴨の入ったお雑煮、お酒、八寸とどれも美味しく、一同大満足の様子でした。
薄茶を頂く頃、先生手書きの干支が書かれたお扇子を頂戴します。
福引も行われ貴重なお品も頂き、充分なお年玉を頂戴した気分です。
楽しい時間は過ぎていき、和やかに初釜を終えました。
ありがとうございました。(宗由)