令和元年11月23日夜咄茶事

今年の炉開きは夜咄茶事がおこなわれました。
暗くなるのを待ち外腰掛へと進みます。
灯籠や和蝋燭が灯り足元を照らしてくれます。迎え付けでは手燭の交換をして、その後席入です。
手燭が置かれているお茶室は、なんとも幻想的で陰影の美しさにうっとりします。
初座の挨拶の後、
炭手前→懐石→中立→お濃茶→続きお薄
和蝋燭の灯りだけでは見えづらいお道具やお料理も五感を研ぎ澄ませる事によって見え、感じる事が出来ます。
薄暗い中で釜のたぎる音は味わい深く心から満たされた時間となりました。
身も心も満腹です。
ご準備下さいました先生、ご亭主、半東さん、ご相伴させて頂きました皆様
ありがとうございました。(宗由)

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令和元年11月6日7日 表千家同門会全国大会(岩手大会)

小春日和の暖かい日差しの中、表千家同門会全国大会(岩手大会)が11月6日、7日の2日間の日程で行われ、先生及び先輩方と参加致しました。
1日目は、盛岡八幡宮にて家元席、拝服席が設けられました。盛岡八幡宮は盛岡総鎮守社である南部家の氏神として信仰を集め、今では「チャグチャグ馬コ」「山車行事」「流鏑馬神事」で知られる由緒ある神社です。また明治天皇が奥州巡礼の際立ち寄ったこともあり境内には銅像が建立されています。その様な背景もあるのか待合には明治天皇の写真が飾られて歴史を感じる趣きでした。
最初の家元席では、菅田宗匠の流れる様なお点前を拝見でき感激致しました。お床には「雲外一聲雁」のお軸、京都から持って来られたという嵯峨菊とブルーベリーの照葉が。拝服席では、岩手のお祭りにちなんだガガニコ(観現様)のお菓子を頂きました。お正月に「ガガニコ、ガガニコ」と囃子ながら獅子舞をするそうです。
大会式典並びに夕食会では、盛岡第一高校のコーラス部の透き通る声が響き渡り、軽やかなさんさ踊りも披露されました。
2日目は、一週間前に竣工したばかりの中尊寺(光勝院)にてお席が設けられ、新しい木の香りがする中、お茶席では珍しい続き薄で頂きました。また、お家元による震災復興祈念の供茶も行われ参列させていただきました。
震災で甚大な被害に遭われたにもかかわらず今回の大会でお席を持たれて頑張って来られた話をお聞きしました。岩手の同門会会員の皆様に感謝と皆様の復興をお祈り致します。

(宗佳)

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令和元年11月2日研究会

今年最後の風炉のお稽古は研究会になりました。
お掛物は而妙斎宗旦宗匠の「日月無偏照」
お主菓子は安納芋と餡のハーモニーが絶品の先生お手製、お干菓子は末富さんです。

お稽古は盆香合(お棚がない場合!)、薄茶、炭点前、台天目、濃茶。
点前は各自が先生より細かくご指導いただき、次回の茶事を見すえて客作法もおさらいしました。
今日の先生のお言葉「他人のを見るだけでも十分学べる」お稽古は全ての時間がお勉強、皆様が先生ですね。
さて、次回は夜咄で炉開き。どんな夜になりますでしょうか。待ち遠しいです。(稲)

 

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令和2年1月の予定

令和2年

1月12日(日)   11時より   初釜

以上


令和元年10月26日

10月も終わりが近づき、段々と冬の訪れを感じさせるさような気候となってまいりました。秋の代名詞の紅葉が描かれたお軸と、美しいお花とススキが趣深くお床を彩っていました。
本日も先生お手製の生菓子はとても美味しく求肥は柔らかく、包まれている小豆は甘すぎず最高のお味でした。
最近あまりお稽古に参加することができず、所作も忘れてしまっているところがあり先生にもご指導いただきました。これから後退することがないよう精進していきたいと思います。(里)

 

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令和元年10月19日

10月も半ばを過ぎ、何処からともなく金木犀の香りがしてきます。
床の間のお軸は、秋を感じさせる彩墨画
籠の花入れは、すすきと先生宅の庭に咲いていたほととぎすの花が生けてありました。
食籠の蓋を取ると
なんと言うことでしょ!
旬の栗を使ったお手製の主菓子
丁寧に練られた餡の中に再度栗の食感が楽しめお口の中は秋いっぱいの美味しさが広がります。
今日は、お薄の他にお濃茶の点前もあり、亭主と正客の掛け合いや、お道具の拝見等々 普段できないお稽古をさせていただき、とても勉強になりました。(時)

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【変更有り】10月予定変更 の連絡

お稽古のお休みと内容変更の連絡です。

10   

12日(土)のお稽古は台風のため中止

19日(土)(研究会ではなく)お稽古

26日(土)お稽古

となりました。

よろしくお願い致します。


令和元年10月5日

10月のお稽古が始まりました。
まだ暑い日が多いですが、水指に描かれた絵もお床のお花もすすきで、お軸は秋晴、秋を感じます。
山静かにして 松の声遠く 秋清くして 泉気香ばし
お軸は本来別のものをかけられる予定だったのが、このお天気だったらこちらの方が合うだろうと、先生がお稽古前に変更されたそうです。
お点前だけでなく、こういった感性も学びたいと思います。
お菓子は栗蒸し羊羹、大きく美味しいお菓子をいただき幸せなお稽古時間でした。(宗光)

 

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令和元年9月28日

蒸し暑さは残るものの少しずつ秋の気配を感じるこの頃。
本日のお軸は「雲悠々水混々」
風炉中置の点前のお稽古でした。
先生お手製のお菓子も上品な甘さで美味しくいただきました。

最近、お稽古に通わせていただくようになり季節を感じるお点前やお道具、お菓子に触れることができとても幸せだなと感じます。
さらに今日は少人数でゆったりと贅沢なひとときを過ごすことができました。
(万)

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令和元年9月7日

残暑まだまだ厳しい9月最初のお稽古でしたが、お茶室ではお床に薄などが飾られ中置きに細水指と秋の気配が…
お軸は重陽の節句にちなんで「重陽光日菊花新」。お菓子は先生お手製の麩饅頭に大徳寺納豆がかけられてあり、とても美味しくいただきました。
夏休み明けでお点前など戸惑うことが多かったのですが風炉もあと僅か、 お稽古に精進していきたいと思います。
そして、今月は先生のお誕生日でした。
宗泉会一同 先生の長寿を祈っております。

(宗佳)

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