令和4年6月の予定
5月 2022

6月4日(土)お稽古
以上です。
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夜中降り続いた雨は上がり、雲の合間から光が花水木の花を照らしていました。ゴールデンウィークも終わり日常が戻って来つつも、茶室に入ると異世界にいるような気持ちになります。
お床には色鮮やかな料紙に「茶の湯とは心に伝え目に伝え耳に伝えて一筆もなし」宗旦の言葉が書かれた掛け物です。よく見聞きし心して自身に吸収していく。茶道だけではなく様々な教えの礎ではないでしょうか。
菖蒲の花びらを模った主菓子と蕨やツクシの干菓子に季節を感じながらお茶を頂く至福のひととき。
今日は、社中でいらした方が帰国されお稽古に参加されました。日本国大使館専任料理師を仕事にされ、海外でも創意工夫し茶道をされているなど色々貴重なお話を聞かせて頂きました。
(宗佳)
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新緑が輝く中、お稽古場を訪れると、初風炉です。
床には「薫風自南来」掛軸に、瓢の花入にはリョウブや季節の花が活けられ、五月人形の兜が気持ちを新たにしてくれます。
輪島溜塗の茶器には菖蒲が描かれ銘は「五月」。大口水指には袱紗金魚や柄杓蓋置を飾ったりと、どれも季節感満載です。
今日も先生お手製の主菓子は、空豆や柚子、胡麻と組合せが楽しく、またハーモニーが美味で感動です。
風炉の季節、清々しく心地よい始まりの一日でした。
(宗英)
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花所望から始まった今回の研究会は、
正客によって、鉄線と黒蝋梅が形良く生けられました。
先生お手製の花器に美しく映え、
千家再興を意味する、秀吉の少庵召出状のお掛物と見事に調和しています。
床間が、一気に荘厳で格調高い空間に早変わりです。
続く廻り炭では、本で読む事、目で見る事、実際に行う事の差に気づかされます。
灰や炭、日常で扱うことのない現代では、
習得するには一層の努力が必要なようです。
台天目を終える頃には、皆一様に疲労困憊。
予定の花月は次回へと繰越となりました。
先生お手製の焼きよもぎ饅頭は、ほのかな甘さと優しい舌触りで、
お薄の美味しさと共に心を穏やかに導いてくれます。
床間の蕾だった鉄線が花開いて、
実り多い本日の研究会も、無事終幕となりました。
(宗仁)
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お稽古場までの道中は葉桜が多くなり、様々な花が色とりどりに咲き始めました。
本日のお軸は春の風景の彩墨画です。
庭の草花が美しく生けられています。
本日のお菓子は桜を最後に満喫してほしいとの想いで先生が作られた主菓子です。美味しくいただきました。
お茶碗にも桜が満開です。
あたたかいお茶一服に心が満たされました。
旅箪笥では様々な種類のお点前をすることができます。
お稽古場には春の風が通り抜け、野点を楽しんでいる様な心地良さでした。
成長度合いにより、丁寧にご指導いただくことができますので、有難いことです。より精進致します。
来週は研究会です。(宗芳)
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いよいよ暖かくなり、お稽古への道中も桜の花びらが舞い、新緑が輝き始めました。
本日のお床の掛物は紫野実山和尚筆「一期一会」
お花入は源氏物語千年紀(2008年)の先生のお作で、お庭の
苧環と椿が生けられていました。
主菓子器の蓋を開けると、先生お手製のかわいい主菓子から桜の香りが広がり、もっちり柔らかいお餅と柚子と桜の葉の塩漬けが入った白餡の美味しさに、今日もみなの頬が落ちました。以前、お菓子職人さんが先生のセンスに驚かれたというお話も納得です。
今月のお稽古は旅箪笥、棚の扱いや飾り方様々なお点前があるので、それぞれに楽しみながらお稽古いたしました。(宗水)
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4月に入りあちらこちらで桜の便りが届きます。
本日のお軸は 満城花月唱春燈
お花はお庭に咲いた花海棠
先生手作りのお主菓子は毎年楽しみにしている桜餅。
桜の花と葉の塩気と優しい甘さが口いっぱいに広がります。
先生の作陶された振出しには色とりどりのお干菓子が入っていました。
お茶碗も満開の桜です。
お稽古で使われている旅箪笥は受け継がれて100年程使われているそうです。
倹飩蓋を開けますと先生の作陶された
蝶々の絵の水指と蓋置きに目が留まります。
お茶室で美しい華やかな春を楽しませて頂きました。(宗由)
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花曇りの3月最終週は研究会でした。
まずは利休忌にちなみ お茶湯を供え、初炭 唐物 花月の稽古をつけていただきま
した。
本日は桜色の皮と桜の葉を贅沢につかってあんをくるんだ先生オリジナルの主菓子をいただきました。
上品な甘さと塩気の絶妙なバランスに思わず笑顔がこぼれ、程よい緊張の中にもほっとくつろぐひと時となりました。
炭点前、唐物、それぞれ細かいところまでご指導があり、一人ひとり真剣に耳を傾けます。
花月はみなさん予習をして臨んだものの、そのスピード感が予想以上で大いに盛り上がりました。
また来月の研究会でも花月をしていただけるとのこと。
本日の復習をして臨みますので
先生、ご指導宜しくお願いいたします。
(宗奈)
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お稽古の道すがら桜の蕾の膨らみに春の訪れを感じ、先生のお家に着くと木瓜のお花が満開で迎えてくれました。
茶室のお床には色とりどりの歌留多が付されているお軸と先程出迎えてくれた木瓜のお花が鎮座していました。
お手製の大和芋のきんとんを堪能し、いざ、お点前へ。本来は先生のお点前をお手本に気づかなければいけないのですが、今回は柄杓の扱いを特別に教えていただきました。
次回のお稽古では一挙手一投足、今までのお稽古を省みて取り組んでいきたいと思います。
(宗佳)
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