平成24年3月3日のお稽古

 ひな祭り当日のお稽古。先生は私達女の子?のために準備をして下さっていました。幾つになっても嬉しいものです。

床の間には雄雛雌雛のお軸。その横には七段のひな壇飾りが飾られていました(昨年2月19日の写真をご参考に)。桃の花に菜の花・・・幸せ一杯なお床でした。

お菓子は先生お手製の草団子。濃いよもぎのお団子で、中に餡が入っていました。干菓子はひなあられにお雛様の焼印のされた麩焼き煎餅。おもたせの京都の金 谷正廣の真盛豆も加わりました。家に帰って調べてみましたら、とても歴史のあるお菓子だそうです。黒豆と大豆粉を重ねた上に青海苔をまぶしたもので、食した秀吉が絶賛したとか。利休さんもご 存知だったかもしれませんね。

今月のお稽古は置き水差しです。先生お手製の水差しの写真は後日アップします。その水差しを拝見する度にずっと思っていたことなのですが、不思議の国のアリスのティーカップのように話し出しそうなほど不思議な存在感があるのです。カメラのファインダー越しに話しかけながら撮ってみます。どうかお楽しみに!(宗裕)


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