令和7年3月15日のお稽古

花の便りも近づく陽気な日から一転、本日は風強く寒い日でした。

先生のお庭からは木瓜の花の蕾がたくさんと今か今かと開きそうなのですが…


床の間には大徳寺実山和尚「為誰開」のお軸。

一旦立ちどまり考える時間を頂いたような、そんな今日のお天気と重なりました。

源氏物語絵巻の歌を纏った花入れには、ガーベラとミモザ。

先生のお手製の主菓子は、和洋折衷な組合せが絶妙なバランスで生み出された他にはない仕上がりです。

金時芋と味噌餡の組合せ、炒った荏胡麻の食感とバターで焼き付けた香ばしさが何とも言えません。

感動的でした。


大口水指に飾る場合や持ち帰る柄杓の扱い、薄茶器に茶を盛る形作りにも基本のご指導をいただき改めて学び多き日となりました。

(宗英)


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