令和7年1月11日初釜

新年あけましておめでとうございます。1月11日に先生のご自宅にて初釜が行われ、今年は諸先輩方も参加して頂きとても賑やかな雰囲気で新しい年を迎える事が出来ました。
 お床には「春入千林処々鶯」新春の表千家ならではのお軸が掛けられており、恵比寿様のお顔が彫られた花入にはどこまでも伸びていきそうな結び柳と蝋梅、椿が生けられています。
 先生による新年のご挨拶があり、のちにお濃茶を一服。椿の絵が描かれた蓋付き食籠を開けると、湯気と共に白くてエクボが可愛い主菓子「瑞春」が現れ、割ってみると中から紅色の餡が。丁寧に練られ手に温もりが残るお濃茶を頂くと今年初めての至福のひとときに。
 時分時には大徳寺のお重に彩り鮮やかに盛られた先生お手製のお料理を頂きました。続いてお酒も振舞われ、鴨入のお雑煮、煮物、八寸と盛り沢山の内容でした。
 お薄茶の頃には皆さん会話も弾み、先生も交えて和気藹々とした雰囲気でした。お干菓子は諸先輩方からのお手持ちの品と先生が近江に行かれた際に買われたカルタ煎餅だそうです。
 先生の手書きの干支のお扇子を頂き、今年一年また茶道に精進していきたいと思いました。

(宗佳)


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