令和6年11月2日の炉開き茶事

今年の炉開き茶事は
小間仕様の形式で行われました。
お床には茶壺と「峯高紅葉深」のお掛けもの
点前座には台目棚
ご挨拶の後初炭へ
瓢炭斗と炉の炭点前
半年ぶりに開かれた炉に炭がつがれていく様もごちそうの景色です。
続くお懐石は
先生の趣向をこらしたお手間入りのお料理の数々に一同大満足で頂戴しました。
後座のお床には瓢花入。
立派な花入に負けない花達の表情がとても美しく白峰椿が照り葉と共に生けられていました。
先生手作りのお主菓子は
錦秋と御銘のついた色鮮やかなきんとん
八角食籠に美しく盛り込まれてありました。
丁寧に練られたお濃茶の後続きお薄
と頂きました。
雨音の聞こえるお茶事もしっとりと風情があり
小間仕様でのお茶事は大変お勉強になり沢山の教えを頂きました。

先生、ご亭主、半東さん
心より感謝申し上げます。
(宗由)


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