令和6年6月8日のお稽古

生暖かい風が吹き、明日の雨をも感じさせる本日は梅雨入りが近いのだと実感いたします。

床のお軸は「魚戯蓮葉間」、蓮の絵が描かれています。
手付き宗全籠には「紫陽花と矢筈芒」。
先生お手製の主菓子は「葛焼き」、蒸して焼いたこのお菓子は傷みやすいこの時期だけに作られるのだそうです。
もっちりとした食感に荏胡麻の粒々感が香ばしく、これもまた大好きなお味でした。

先週に引き続き運び点前の注意点を思い出しながら、基本をきちんと出来るようにと心落ち着けながら贅沢な時間を楽しみました。
道具の配置やタイミングなどより洗練された点前についてのご指導があり、
何気にする動きを見直すきっかけとなりました。

最後は、暑い時期を迎え、より快適に着物を纏うかを時短と安楽を目指す着付けについての談義や実践に話が盛り上がりました。涼し気に夏着物を纏い美しいお点前を目指したいものです。

(宗英)


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