令和6年5月11日お稽古

紅葉が青々と繁り、木々が芽吹く季節となり、お茶室は風炉の設えに変わります。「薫風」と書かれたお軸の側にはリョウブと矢筈芦が生けられ、立派な兜が端午の節句を祝っています。
 食籠開けるとシナモンの香に満たされた薄紫色の主菓子が現れました。菖蒲の花びらに模られた中には、甘納豆入の餡が…絶妙な味わいに。
 (兜の緒をしめて)今年初めての風炉のお点前に。建水から蓋置を取り出し、思わず体が斜めに動きそうなのをグッと堪えてご挨拶。未だ、精進が足りないようです。(宗佳)


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