令和5年12月2日のお稽古

はやくも12月、今年も残りひと月を切りました。

本日のお掛物は、良寛さんの歌に落葉を添えて。

信楽焼の花瓶には庭の草花。

先生お手製の主菓子は大徳寺納豆入り紅芋餡の道明寺饅頭。

桶側水指が置かれた長板の諸飾りでお稽古です。

お点前は同じであっても各人違う、その相違を先生に指摘され、

目からウロコが落ちる思いです。

性格がお点前に現れるとは!

しかし永きに渡り私は私をやってきたので今更捨てる事もできません。

ならば所作だけでも美しくなるよう、社中の皆様方のお点前を、

より一層ガン見して学ばせてもらおうと決心しました。

いつまでも学ぶ事は無数にあり、気づきもまた無限に存在するのだと、

改めて感じ入る今日のお稽古でした。 (宗仁)


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