令和5年9月2日のお稽古

爽やかな風に千草が揺れはじめる9月。本日は夏休みを挟んでひと月振りのお稽古でした。

お床には’重陽光日菊花新’のお軸と時季の花が活けられ、残暑の中にも季節の移ろいを感じます。

朱漆の縁取りが印象的なボヘミアンガラスの水指を前に、九谷の透かし焼の棗とお茶碗をおきつけ、今日も心落ち着かせ美味しいお茶を点てます。

主菓子はリキュールでほんのり味つけされた大徳寺納豆入りの涼菓。ふるふるとした食感と見た目も安定の美味にまた一つ笑顔がこぼれます。

来週はいよいよ先生の米寿の個展です。どうぞお楽しみに。

(宗奈)


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