令和5年7月8日のお稽古

7月、お稽古の再開です。
本日のお床は、激しい流れを思わせる「瀧」のお掛物に木槿の花、茶碗は七夕柄に足付きガラスと、この時期ならではの取合わせです。
皆、久々のお稽古に加え、油滴の茶入に大慌て。
薄茶の風炉 運び点前は基本中の基本、分かっていてもお粗末なお点前に反省しきり、お稽古の大切さが身に染みます。
先生お手製の主菓子は、もっちりとした食感にやさしい甘みが安定の美味しさ、己れの不出来に下降した気分が一気に爆上がりです。
先生のお菓子は何にもまして正義、ようやくここに帰ってきたと実感します。

コロナも5類へと移行し、お稽古も日常も徐々に以前の形へと戻ってきました。
先生と皆が元気にここに集い、変わらぬ時間を過ごすことが、
何より嬉しく尊いことだと改めて感じることができました。
     (宗仁)


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