令和5年2月18日のお稽古

ここ数日の厳しい寒さとはうって変わって、曇り空ではあるものの春の訪れを感じられるぐらい穏やかな陽気です。
 お茶室は春の句と今にも香りが漂ってきそうな梅が描かれたお軸が飾られ、お床には、先生ご考案のお茶碗を花器に見立て、溢れんばかりの実をつけた万両が生けられています。
 今日の主菓子は皆様からのリクエストでもある梅の花を模った中にふんわりと酒粕の香りがする白餡が包まれています。絶妙な味わいが口中に広がります。
 お干菓子入れは先生が城崎にてお求めになられた可愛いボンボリです。今では作られる方も少なくなってしまった貴重な麦わら細工だそうです。
 時期に合わせての設えはご苦労も多いかと。毎度お稽古が出来る事を有難いと思っております。

(宗佳)


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