令和4年12月3日のお稽古

師が駆けずり回るほど忙しい師走。季節の移り変わりの早さに驚くばかりです。
 今日のお軸は陶淵明の「四時歌」の一節でもある「冬嶺秀弧松」です。冬の嶺に青々と葉を残す松が際立つ様を表した禅語です。お床には嵯峨天皇がこよなく愛した嵯峨菊がニッコリと微笑んでいます。
 先生お手製の葉形の主菓子を頬張るとほんのりと大徳寺納豆のお味が。松風を聴きながらのお茶を頂くと茶道を習っていて良かったと思います。

(宗佳)


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