令和4年11月19日お稽古

街路樹の桜やイチョウの葉の紅葉が美しく、また風が吹くたびに秋麗かな気分になります。

本日のお軸は、料紙(金箔加工した貴重な紙)にかかれた春秋の対句の歌。
「花ぞみる道のしば草ふみわけて 吉野の宮の春の曙」
「星合いの夕べすずしき天の川 紅葉の橋を渡る秋風」
錦織の表具がより幻想的な光景を感じさせてくれます。
嵯峨菊が活けられた花入れ。どちらも先生の作品で趣きある床飾りでした。

長板 皆具のお点前では、柄杓を持つ手をそえる所作や足運びの動きなど
より細かく御指導下さり、再確認することができました。

呉須盛りの桜紅葉絵のお茶碗で頂くのはとても嬉しく、美味しい一服に季節を感じながらの感謝のひと時でした。

(宗英)


Sorry, Comments are closed.