令和4年7月2日のお稽古

史上最短の梅雨が明け、今日も朝から茹だるような暑さです。
御簾の掛かった茶室は、強い日差しを遮り、ほのかな涼を感じさせてくれます。
お掛物は「あまつ星おちて石ともならぬ間やしばし川辺の蛍なるらむ」の和歌に
花火の絵を添えて。
星の形の桔梗は、青紫色が目にも優しく爽やかに。
先生お手製のペパーミント味の冷菓は、涼やかで上品な甘さで。
また、先生が陶芸を始めるきっかけになった記念のお茶碗は、白磁に「雪花」の文字。
お茶を頂くと共に現れる「月」が、また心憎い演出です。
茶室の設えやお菓子、お道具、何にも増して先生のお話に、
本日のお稽古も心豊かなひとときとなりました。
(宗仁)


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