令和4年5月21日のお稽古

5月も半ばを過ぎ、柔らかな新緑が日に日に濃くなってきました。お茶室に入るとお床に
‘山光澄我心’ のお軸が掛けられてあり、籠花入に季節の花が生けられていました。自然の、山の景色を眺めていると、すっと心が澄み渡っていく気持ちになります。

本日の主菓子は、黒糖の香り高い葛まんじゅうでした。食籠を開けた瞬間、ふわりと黒糖の香りが広がり、一口いただくと葛のふるふるとした食感がなんとも絶妙で、その後の一服がいつも以上に待ち遠しく思えます。

加えて先生の米寿表彰お祝い(鶴と亀の上用饅頭です)のお福分けと栗らくがんをいただきました。

今日はお二人に台天目のお免状が渡されました。先生が手渡しされるのを見ながら、志の高いお仲間に恵まれている事に感謝し、私も学びを続けていこうと気持ちを新たにしました。
(宗奈)


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