令和4年3月12日のお稽古

一陽来復まさに今日はぴったりの一日。
床のお軸は「帰一」力強い墨の流れに心が動かされます。
一に帰る=初心に戻るという意。
また大き目のうずくまるの花入れには菜の花と芽吹き柳が柔らかな陽射しに映え、春の訪れを感じさせてくれます。
新年度・始まりの時期、気の引き締まる思いです。

先生お手製の主菓子はヨモギたっぷりの草団子。串から頂くのもまた楽しいもの。
たくさんご用意くださる先生のご苦労を思うと一口でほうばるのは申し訳ないのですが…美味しいのです。
城崎の麦わら寄せ細工の素敵な菓子入れには、生八つ橋。ニッキの香りがほのかにと。
お炭、湯気、お菓子とどれもお茶をより楽しませてくれる至福の時間となりました。
(宗英)


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