令和4年2月5日のお稽古

立春が過ぎ陽射し柔らかではあったものの風は冷たく春が待ち遠しい一日でした。
本日お稽古始め。床には「千里走」お家元の寅の絵には勢いがあり、花入れには水仙と椿、結び柳が上品に飾られていました。
長板の初飾り、大棚点前は外隅に座り、座り火箸に立ち火箸…と記憶手繰り寄せても戸惑うばかりでした。
筒茶碗の扱いは難しいものですが、温かい一服を喜んで頂けるのは嬉しいものです。
先生お手製の主菓子は、金時芋餡にうぐいす豆納豆の入った求肥饅頭。
若草色と柚香がまた早春に相応しい、あまりに美味しくて笑みがこぼれます。
干菓子は、麩焼煎餅にレーズンきなこ。

心配多いご時世ですが、感染対策万全に。
季節を感じながらの一時は何より貴重な時間となりました。
(宗英)


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