令和3年11月7日炉開き茶事

雨の予報が晴れに。小春日和の中、炉開き茶事が行われました。
コロナの予防対策は、しっかりと、消毒、換気、距離感、様々配慮されていました。

打ち水がなされた路地が清々しく、外腰掛には秋の書が。
床の間には紅葉、秋の深まる風景が広がっているようなお軸。
お炭の後、お香の香りが風に吹かれてきました。

先生お手製のお料理は一つ一つこだわり工夫され、『このお料理が楽しみで、、』と皆さんと笑顔で味わいながらいただきました。
なんと焼き物の器はほとんど全てが、手作りです。

山中先生のお手製の主菓子は『秋麗』
しっとりとした食感に蜜芋の甘さが広がります。

お濃茶の深い味わいが心に染みわたります。

他にもお手製は松葉や紅葉やイチョウの美しいお干菓子も。

感激するばかりですが、静かに、五感で楽しみ味わいます。
美しい、美味しい、楽しいという価値観を共に分かち合う幸せさ。

何日も前から、楽しみに入念に準備をし待つ亭主役、
この日が待ち遠しい、お招きが嬉しい客役でした。
久しぶりのお茶事、秋の嗜好が随所に感じられ、心満たされて終わりました。
山中先生に感謝の気持ちでいっぱいです。


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