令和3年3月27日のお稽古

暖かい陽射しと南風にしみじみ春を感じた今日、
お床には「水温む静かに思ふことのあり」の句
はて誰の句かと調べてみると高浜虚子の次女、星野立子でした。調べているうちに「水温む」が春の季語で、この語から始まる句は多いことも知りました。
先生のお稽古には自分で調べ知識を深めるキッカケがちりばめてあり、それがまたありがたく楽しみなのです。
さて、みなお待ちかね主菓子は先生特製よもぎ饅頭
黒緑になるほどよもぎをお使いで、大徳寺納豆入り餡とともにその深い香りと風味は他では味わえません。
お干菓子は韓国の美しい螺鈿の器で。
お床の春の花々を眺めながら、春満喫の一時でした。(稲)


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