令和2年11月1日の炉開き茶事

木々の色付きに秋の深まりを感じ、素晴らしい秋晴れの下「茶人の正月」と言われる「炉開きの茶事」がコロナ禍の中先生が細心の感染予防対策をして下さり開かれました。お茶事は席入りー炭手前ー懐石ー主菓子ー中立ー濃茶ー薄茶の順に進みました。今回は若い方々が亭主、半東、正客のお役目をしてくださる事となり、日頃のお稽古をしている濃茶、薄茶点前はいうまでもなくお茶室での立ち居振る舞いや茶道の精神といったもの全てがこの茶事を楽しむ為の基礎的なお勉強と常日頃先生が教えてくださっている事を思い出しながら気の引き締まる思いでございました。先生お手製の主菓子は銘が「錦秋」床の間のお軸吉田堯文筆「峯高紅葉深」の景色がお懐紙の上で広がっていくような目でも舌でも楽しませて頂きました。主客が協力して一会の座を盛り上げ「和敬清寂」の時を過ごす。今コロナ禍の社会の中で茶の湯の持つ無心の境地を大切に、そしてより理解を深める為にこれからもお社中の皆様と一層精進して行きたいと思わせて頂いたお茶事でございました。若い方々大変お疲れ様でございました。(宗扇)

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