令和2年9月12日のお稽古

このたびの台風の影響により被災された皆様に
謹んでお見舞い申し上げます。
6日に予定されていました宗泉会の朝茶事も、
先生の早めのご判断で中止になりました。
このあたりは危険な予報ではありませんでしたが、
当日は雨と強い風が吹き、やはり自然は油断ならないことを痛感いたしました。

本日のお掛物は「重陽光日 菊花新」
月が変わり、季節が移ろいゆくことに気づかされます。
今日の皆具は先生が1年がかりで製作されたもの。
姿、釉薬、絵付け、どれも繊細かつ大胆で素晴らしく、長板の波の模様と相まって水音が聞こえてくるようでした。
珍しいお棗は桃の種からできているとのこと。
面白いお道具を拝見できるのもこの会の楽しみの一つです。
先生お手製の主菓子は薄皮でまかれた餡にうぐいす豆、
干菓子の落雁には大徳寺納豆、とこれまたひと手間。
長板諸飾りの点前もしっかりご指導いただき、今日も充実したひとときでした。(稲)

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