師走を迎えたお茶室では、『萬里無雲孤月圓』のお軸が掛けられ、お庭の花たちが生けられています。
主菓子は、夕焼け空に舞う渡り鳥の焼印を施したパンプキン餡入りの蕎麦饅頭。淡いピンクのお砂糖がかかっています。このところの美しい夕焼け空の冬景色に、先生が心惹かれて考案されたお手製の主菓子です。お味も素晴らしく、皆の顔もほころびます。
点前のおけいこは、高麗卓での薄茶点前。
冬の柔らかい陽ざしの中で、お茶を楽しみ、その味わい深さを学びました。(宗和)
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