令和元年11月6日7日 表千家同門会全国大会(岩手大会)

小春日和の暖かい日差しの中、表千家同門会全国大会(岩手大会)が11月6日、7日の2日間の日程で行われ、先生及び先輩方と参加致しました。
1日目は、盛岡八幡宮にて家元席、拝服席が設けられました。盛岡八幡宮は盛岡総鎮守社である南部家の氏神として信仰を集め、今では「チャグチャグ馬コ」「山車行事」「流鏑馬神事」で知られる由緒ある神社です。また明治天皇が奥州巡礼の際立ち寄ったこともあり境内には銅像が建立されています。その様な背景もあるのか待合には明治天皇の写真が飾られて歴史を感じる趣きでした。
最初の家元席では、菅田宗匠の流れる様なお点前を拝見でき感激致しました。お床には「雲外一聲雁」のお軸、京都から持って来られたという嵯峨菊とブルーベリーの照葉が。拝服席では、岩手のお祭りにちなんだガガニコ(観現様)のお菓子を頂きました。お正月に「ガガニコ、ガガニコ」と囃子ながら獅子舞をするそうです。
大会式典並びに夕食会では、盛岡第一高校のコーラス部の透き通る声が響き渡り、軽やかなさんさ踊りも披露されました。
2日目は、一週間前に竣工したばかりの中尊寺(光勝院)にてお席が設けられ、新しい木の香りがする中、お茶席では珍しい続き薄で頂きました。また、お家元による震災復興祈念の供茶も行われ参列させていただきました。
震災で甚大な被害に遭われたにもかかわらず今回の大会でお席を持たれて頑張って来られた話をお聞きしました。岩手の同門会会員の皆様に感謝と皆様の復興をお祈り致します。

(宗佳)

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