2011年3月12日のお稽古

東北地方太平洋地震に被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。

今日、私達はお稽古をすることが出来ました。

昨日、ライブで流された津波の映像。波の中で何が起こっているのか・・・。今、何が出来るだろう、お稽古をしている場合か等々、それぞれが自問自答しながら、結局はお稽古場に集まってきたようです。

今日のお軸は「為誰開」。「だがためにひらく」。先生が「被災地のために何が出来るのだろう」と思いながら選ばれたとのことでした。

今日のお稽古で感じたのは、お茶を頂くのはいい時ばかりではない。今ここに在ることに感謝して、茶室だけでなく、この世界で起きていることを直視すること。そして今この時を大切にし、出来ることをしっかりと行っていくことです。(宗裕)


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