平成30年1月7日 初釜
27th
1月 2018
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明けましておめでとうございます。
一月の第一日曜日、先生のお宅で初釜を迎えました。
いつものお茶室も、赤い毛氈が引かれ、結び柳に、「春入千林処々鶯」のお軸、ぶりぶり香合、三ツ俵、カリモク、立派な羽子板が飾られ、お正月の装いです。
年初めのお稽古となる初釜は先生が亭主となられます。先生にお濃茶を点てていただけるのは年に一度の貴重な体験です。お手製の菓子器でほかほかに蒸された主菓子ととろりと美味しいお濃茶をよばれ、余韻を楽しみながら点心を待つのも楽しいひと時です。毎年忙しい中、時間をかけ趣向を凝らし心を込めてご用意くださるので、感謝の気持ちと共に期待も膨らみます。今回私は初めて食したのですが、沖縄の豆腐ようも出していただきました。どうしたらお雑煮の鴨がこんなにジューシーに柔らかくなるのかしら?蕪を煮崩れなくトロトロにおいしく炊く秘訣は?など、お料理談義にも花が咲きました。お薄では先生が作られた羽子板型のお干菓子に沖縄と金沢のお土産も添えられていました。
最後に先生が今年の干支と「百世不磨」と書いてくださった扇子を頂き、くじ引きをしてお開きとなりました。
今年も社中の皆様とこうして初釜を迎え和やかに終えられたことを大変嬉しく思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。(宗里)