平成29年5月6日

新緑さわやかな五月、お茶室は炉が閉じられ、風炉のしつらいです。お床には、明るく深いブルーが目映い掛物、華やかなアイリスと兜の置物も飾られています。青系古代色・雲模様の料紙に「茶の湯とは心に伝え、目に伝え、耳に伝えて一筆もなし」と書かれたその美しい掛物に見入っておりますと、先生から利休百首の本も紹介され、手にしているうちに一首一首とその詳しい解説を改めて読んでみたくなりました。

先生お手製の主菓子も五月らしい若草色、うぐいす豆が覗く味噌餡でした!

久し振りの風炉の運び点前で、薄茶点前の流れと所作の基本が再確認できた練習でもありました。(宗和)


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