平成28年10月29日のお稽古

いつも、打ち水の跡を目にしますと、途端にそこで身が引き締まります。しっかりとお稽古をせねばと門を入ることになります。先生が丁寧に打ち水されているその 効力は凄いものだと今日も感じました。

お軸は、秋の彩りを表す彩墨画。紅葉の中に鮮やかな小鳥も描かれています。お花 は先生のお庭の秋の草花たちが生けられ、まさに「彩りの秋」です。

主菓子も、それはそれは綺麗な薄紫色のお餅(御名は藤袴)です。こぼれ梅の香りが微かに広がる奥深いお味は、食感ともども最高です! 先生が色々と工夫されて作っ てくださるお蔭です。

お名残り惜しいですが、風炉でのお茶は今日で終わり。来月からの炉に備えるため、お点前の終わった方から灰作りにも携わりました。炉開きのお茶事が待たれます。 (宗和)


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