平成28年10月15日の研究会

お軸にある通り見事な秋晴れの今日、研究会では初炭、数茶(七事式)、唐物点、お薄を学びました。
数茶は七事式の中でも最もくつろいだ式作法だそうです。十種香札という札を使い、札元が引いた札に当たった方が薄茶を頂けるというもので、初めての私は覚える事に必死になりつつも札が当たるかどうかをわくわく楽しめました。
6月の研究会でもお稽古をしていた唐物は、先生から皆様に扱いが上手くなっているとお褒めの言葉がありました。
亭主をさせて頂いた私は、手を添える事を忘れたり指が揃っていなかったりと日常の悪い癖が何度も出てしまい、お稽古というのは教室へ来た時だけではなく日常から気を配っておくものなのだと反省致しました。
最後のお薄では、ゆったりとした気分で先生お手製の銀杏が入った主菓子を頂き、今年最後の研究会も充実したものとなりました。(智)


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