平成27年2月14日のお稽古
18th
2月 2015
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2月 2015
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今週は冷たい風とともに雪が何度か舞う日が何度かありました。晴れ間がさすと日だまりはほっこりと温かみがあって、そんな中に春を感じていました。
本日のお軸は「梅花和雪庭」。数日前、仕事の移動中、お軸にあるような景色を見たことを思い出して嬉しくなりました。お花はすらっと伸びた水仙。手ひねりの花瓶の豪快さと水仙の可憐さ、絶妙です。
本日の主菓子は、梅を象った紅芋のお餅に白あんがくるまれていました。お餅とあんは、柔らかくて瑞々しく、ほんのり甘みと香りを与えていたのは酒粕でした。お茶と相まって、お口の中はとても幸せな状態でした。
お干菓子は麩焼き煎餅と金沢森八の辻占でした。辻占の中には小さく丸めたおみくじが入っていました。何て書いてあった?とお互いに言い合って、うんうん分かる分かると納得したり、え〜っ気がつかないで食べちゃったの?という人もいて驚いたりと、大いに盛り上がりました。
春は出会いと別れの季節。今日は見学の方がお二人いらっしゃって、新しくお稽古を始められることになりました。やむなく関西を離れる方もいらっしゃって・・・一期一会という言葉を噛み締めていました。 ご縁を大切にしていきたいです。(宗裕)