平成26年11月8日のお稽古
9th
11月 2014
Closed
11月 2014
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先週の炉開の茶事は大変有意義で貴重な時間でした。日々のお稽古の積み重ねが大切、とそんな想いでお稽古に向かいました。
お軸は「一琴一鶴」、お花は嵯峨菊とヤハズススキ。気品ある白い嵯峨菊は舞う鶴のように感じられました。
本日は四方棚。津軽ひねり塗の棗の蓋を開けた際の朱塗が美しく、正客席から拝見していますと、お棚、棗、そして炉縁とつながる塗りの美しさがまるで照葉の輝きを映し出しているようでした。
黄色とピンクの可愛らしい主菓子は銀杏と白餡で作られていました。皆さん、銀杏のお菓子は初めて!と先生の創作に驚きと感心の声があがりました。干菓子はいちょうと菊、そして栗キントン。きれいな青色の振出は先生の新作です。傾けると五色のさまざまなお味の甘い玉がコロコロコロ。。。
立冬を迎え、炭の温もりを味わいながら美味しい至福の時間となりました。(み)
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