平成26年4月20日 研究会

今回の研究会では、廻り炭と濃茶のお稽古を行いました。IMG_1423

お軸はお勉強する私たちを励まして下さるような文人画がかかっていました。春蘭と書物と水仙が描かれていました。お花は清楚な白いお花と矢筈葦でした。お菓子は黒五の粉がまぶされたお餅。お菓子も炭と格闘する私たちへのエールのような色合いでした。

廻り炭は茶道修練のために制定された七事のうちの一つです。通しでお稽古をするのは初めてでした。いつもの炭点前の間に、廻り炭が入るような形で進行していきます。

炉 の右側と左側では炭のつぎ方が違います。引き上げる時は逆手になります。炭の扱い、火箸の扱いに戸惑いながらのお稽古でした。巴半田、筋半田、底とりなど普段の炭点前ではない道具も新鮮に感じられました。

私は苦手だった炭と少し仲良くなれたような気持ちになりましたIMG_1424

みなさんからも、「楽しかった。」との声が聞かれていました。(宗裕)


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